【Interview】ネイリスト 畑田浩子さん

かつらぎーの!編集部です。

本日は、ネイルサロンGEM オーナー 畑田浩子さんにインタビューさせて頂きました!


デザイン関連の学校に行った後に、爪って小さなキャンパスやなって思ってネイルの道に進んだんよ。6年前くらいに国道沿いにお店を持ってネイルサロンGEMをオープンしたの。いっぱいお客さんが来てくれて、すごく楽しかった。

めっちゃ働いたわ〜夜まで仕事してた。爪がきれいやったらテンションあがるやん???

ちょっとことやけど、気分全然違うよね。だからGEMは続けられるような値段設定した。

多分やけど(笑)輝きっていう意味があるらしい。それでGEM。(笑)

私ね、3年くらい前から、伝統を守る高齢者と子育てママを繋げて働ける場所を作りたいって思ってたんよ。

今まで使命感もって生きてきたの。人のためにやってあげたい。って思って生きてきた。でも、こうちゃんが生まれて「してもらう側」になった。

すごい弱い立場になったと感じたんよ。でも、このままじゃなくて社会にまた打って出ようと思って、まずはネイル事業を再開したんよ。

こうちゃん生まれて今は幸せいっぱいやし。感謝でいっぱいなんよ。

みんな可哀想って思うかもしれないけどいやいや、幸せハッピーやしって。

障害者のお母さんが、かわいそうって思わないでってSNSにアップして炎上したニュースが何十年も前にテレビでやってて、今になってそのこと思い出す。

今でも朝からこうちゃんを見て、目を背けられるだけで1日しんどい事もある。

だけどほんまにね、可哀想じゃないんよ。生きてるってことだけで幸せなんよ。

私も、最初は泣いて泣いて辛かったけど、でもね、慣れて普通になるんよ。

だから、今障害者に対して偏見を持ってる人も、慣れたら普通になるんちゃうんかなって。

こうちゃんを見て、目をそむけるんじゃなくて、笑顔で挨拶してくれるだけで感謝やわ。

障害者ってな。育ててる側は全然何も障害って思わへんで。

周りに助けられて生きてると思う。

ちょっと前までは、必死すぎて周りが見えやんかったけどな。今はほんまに感謝やわ。

こうちゃんの名前って幸せに希望って意味やねん。この子もそう思って生きてくれたらいいし、この子を見てそう思ってくれたら嬉しい。すごく嬉しいその言葉。私の母親がそうやって希望を持って私たちを育ててくれたから、私もそうしたいと思う。

なんか深い話をしてしまったけど、ネイル完成〜!!

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同じ働くママとして、ただただ尊敬。障害者への差別や偏見をなくしたいという想いと、周りに感謝する言葉、そして高齢者、障害者、子育てママたちが一緒に働けるような場づくりを目指して、はじめの第1歩を力強く踏み出した畑田浩子さんに勇気を頂きました。6年ぶりのネイルもテンションが上がり、しかも続けられる値段設定で次はポケモンネイルをしてもらお〜と思いながらサロンを後にしました。

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